メリッサ(Melissa)
概要
メリッサ(Melissa)は、ギリシャ語で「ミツバチ」を意味する名前です。
イメージや象徴
『考察事典』おすすめの一冊
英語圏で使われる約1800の人名を収録した事典です。
ギリシア語、ラテン語、ヘブライ語、ケルト語、ゲルマン語などかあら、その人名の歴史を探究します。
人名の由来や意味について調べる際におすすめの一冊です。
メリッサ(Melissa)には、「ミツバチ」「ニンフ」「善き魔女」などのイメージや象徴的な意味があります。
ミツバチ
ギリシャ語で「ミツバチ(蜜蜂)」を意味する名前のため、ミツバチのイメージがある。
ミツバチは、一生懸命働き、集団で協力して巣を守り、蜜を作る。
ミツバチのその働き者の姿勢と忍耐力によって、この名前は、努力や忍耐を重んじる人柄をイメージさせる。
レモンバーム
メリッサは、レモンバーム(シソ科のハーブ)の別名である。
古代ギリシャにおいて、レモンバームは養蜂用の花としても用いられるほどミツバチや虫を寄せ付けるため、メリッサ(ミツバチ)の別名が付いた。
レモンバームの葉は心臓の形に似ており、心臓や心(感情)に関連付けられて利用されてきた歴史がある。
ニンフ
メリッサは、ギリシャ神話では、幼子神ゼウスを蜂蜜で育てるニンフ(精霊、自然界に住む半神の少女)である。
善き魔女
メリッサは、ルネサンス期イタリアの叙事詩『狂えるオルランド』に登場する善き魔女。
マーリンの弟子であり、マーリンの墓を守る魔女として知られる。
メリッサは、英雄であり恋人同士であるブラダマンテとルッジェーロが、多くの紆余曲折を経て再会できるよう手助けする優しい魔術師である。
歴史ある名前
メリッサは、アメリカでは18世紀以降に使用された名前であるが、ギリシャ神話に登場するなど歴史ある名前である。
関連作品
メリッサ(Melissa)が、モチーフやシンボルとなった作品を紹介します。
メリッサ(楽曲)
日本のロックバンド・ポルノグラフィティの楽曲(2003年)。
歌詞は、自己犠牲をテーマに書かれている。
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