7(seven)
概要
7は、6の次で8の前の数であり、数字の中では最も基本的な数の1つである。
数学的には、2番目の安全素数である。(1番目は5)
表記:七、漆、質、柒、なな、しち、ひち、ななつ
他言語での表記
英語 | seven | セブン |
イタリア語 | sette | セッテ |
スペイン語 | siete | シエテ |
ドイツ語 | sieben | ジーベン |
フランス語 | sept | セット |
イメージや象徴
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7は、「完全な数」「幸運」「知識」「神秘」「調和」などのイメージや象徴的な意味があります。
キリスト教・聖書におけるイメージ
7は、聖なる数であり、完全なる数である。
神は6日間かけて世界を創造し、休息日である7日目を含めた7が「完全な数字」とされる。
『創世記』において、7つのもので人と契約を結ぶこと、七つ贖罪など、誓いや契約を表す。
7つの教会にあてられる書簡という形で書かれた『黙示録』では、7つの封印が登場した。
子羊(キリスト)には7つの角と、7つの目があった。
数秘術におけるイメージ
数秘術では、勝利、感情、探究、循環などを象徴する。
幸運、祝福
7がラッキーナンバーとされることが多く、特にカジノやギャンブルの世界では幸運の象徴として広く認知されている。
スロットマシンの大当たりの絵柄である「7」を3つそろえて777(スリーセブンにすること)や、メジャーリーグにおいて7回に逆転劇が起こりやすかったことなどに由来するとされる。
知識、洞察力
7は、古代から哲学や神秘主義において、知識や洞察力の象徴とされてきた。
例えば、古代ギリシャでは7つの知恵や7つの美徳があるとされている。
神秘
7には、神秘的なものを感じさせるイメージもある。
例えば、ファンタジー小説や映画などで、魔法の力を持つアイテムや場所が「7つの○○」と名付けられることがある。
他にも「七不思議」「七英雄」「七聖」「七つの大罪」などがある。
完全性、調和
7は、調和の取れた完全な数字としても認知されている。
例えば、音楽理論では音階は7つの音(ドレミファソラシ)から成り立つ。
カラーセラピーにおいても、7色の虹が世界を包み込む完全性を表しているとされている。
関連書籍
数字について解説した書籍を紹介します。
図形と数が表す宇宙の秩序
2020年に発表された書籍。
基本的な図形とそれに対応する自然数は、文化や時代を超えた象徴的な意味を持ちます。
この象徴的な意味が、古代建築の設計や絵画の構図、都市計画などに用いられてきたということを具体例を示して解説しています。
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