3(three)

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概要

3は、自然数のうち3番目に小さい数であり、数字の中では最も基本的な数の1つ。

表記:三、参、參、弎、さん、み、みっつ、みつ

他言語での表記

英語threeスリー
イタリア語treトレ
スペイン語tresトレス
ドイツ語dreiドライ
フランス語troisトロワ

イメージや象徴

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3は、「三位一体」「完全性」「調和」「最後」などのイメージや象徴的な意味があります。

キリスト教・聖書におけるイメージ

3は、三位一体の神を表す。神は3にして1である。

2は、敵対、対立、分離のシンボルとされるが、最終的には結合(1になる)に至る。
神と被造物、太陽と月、右と左、男と女など。
キリスト教では、どちらが良い・悪いなど二元論的であることを好まない。

神話におけるイメージ

ギリシャ神話は、3つの世界で構成される。
3つの雷を持つゼウスの天界、3叉の鉾を持つポセイドンの海、ハデスの冥界。冥界には3つ頭の犬や、3人の裁判官がいる。

数秘術におけるイメージ

数秘術では、力強さ、順応性、大きさなどを象徴する。

完結、完全性

数学的にも、3は完全な数字とされており、三角形の3辺が調和を成しているように見える。
また、物語の構成でも、導入部、山場、結末などが3部構成になっていることが多く、物語が完結している感覚を与える。
日本国憲法の3つの原則、色の三原色など。

調和、バランス、中庸

調和、バランス、中庸などのイメージがあるため、権力や立場、関係性などを表現する際に「3」を用いることがある。
二元論の対立の解決を表す。
三権分立、三つ巴、三角関係など。

『三権分立』
立法・行政・司法の三つの権力が分かれていることで、バランスのとれた政治運営を目指す。

『三つ巴』
三つの力が対等な関係にあることを示す。

『三角関係』
二人の間に入り込む存在や物があることで、調和や均衡を保とうとする関係性を表す。

終わり、最後

「仏の顔も三度まで」「三度目の正直」という言葉もあるように、三度目が最後とされることが多い。

ユーモア、軽さ、子供らしさ

3歳児や3人兄弟など、子供らしいイメージがある。

関連書籍

数字について解説した書籍を紹介します。

図形と数が表す宇宙の秩序

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2020年に発表された書籍。

基本的な図形とそれに対応する自然数は、文化や時代を超えた象徴的な意味を持ちます。

この象徴的な意味が、古代建築の設計や絵画の構図、都市計画などに用いられてきたということを具体例を示して解説しています。

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