【色の解説】髪色で見るブラウンカラー【30色】

目次

はじめに

本を読んで出てきた「亜麻色」ってどんな色?

「茶髪のキャラクターで」って依頼されても、
どの茶色?

こんな経験はありませんか? 私はあります!

今回は、キャラクターデザインや色のイメージがしやすいよう、髪色(茶髪)で表現してみました。

色の意味や由来についても簡単にまとめているので、
参考にしてください!

JIS規格の慣用色269色、日本やヨーロッパ、アジアの伝統色の色見本、歴史、カラーデータがひと目で分かる色事典の決定版。

色の名前事典507

色の名前事典507

福田 邦夫
Amazonの情報を掲載しています

黄橡(きつるばみ)

黄橡(きつるばみ)

黄金色に近い、赤みがある黄褐色。
橡はクヌギの古い名前で、ドングリを使って染色していたことが由来。

シナモン(cinnamon)

シナモン

シナモンの樹皮を乾燥させた香辛料の色。
シナモンには独特の甘味と辛味があり、古代ギリシアの歴史家ヘリドトスの書では、フェニックスの巣から採取されると信じられていた。

アンバー(umber)

アンバー

黄褐色。アンバーは、天然の土顔料のこと。
新石器時代の壁画に使用され、アンバーは最古の顔料の1つと考えられいる。
“unber”と似た”amber”は、琥珀色の英名。

伽羅色(きゃらいろ)

伽羅色(きゃらいろ)

伽羅(香木)で染めた、かすんだ赤みのある黄色。
至宝の香木として珍重された。

駱駝色(らくだいろ)

駱駝色(らくだいろ)

ラクダの毛の色のような浅い明るい茶色。キャメル(camel)の方が馴染みがある。

桑色(くわいろ)

桑色(くわいろ)

少し褐色味をおびた薄い茶色。
クワの樹皮や根の煎じ汁と灰汁で作られる。

ビスケット(biscuit)

ビスケット

ビスケットの生地のような色。
素朴、親しみ、優しい等の印象がある。

亜麻色(あまいろ)

亜麻色(あまいろ)

アマから作る糸の色。
淡い金髪を「亜麻色の髪」と形容することがある。

朽葉色(くちばいろ)

朽葉色(くちばいろ)

植物の葉が朽ちた色。
イチョウの黄朽葉、モミジの赤朽葉、青みが残る青朽葉など、朽葉色から派生した色は「朽葉四十八色」にまとめられる。

空五倍子色(うつぶしいろ)

空五倍子色(うつぶしいろ)

灰色を混ぜた淡い茶色。
五倍子(ごばいし)とは、白膠木の木にできる虫の瘤で、タンニン酸の原料になる。

榛色(はしばみいろ)

榛色(はしばみいろ)

ハシバミの実のようか、黄みのある茶色。ヘーゼルナッツの和訳。シェイクスピアが「明るい茶色の瞳」の形容として用いたことで有名。

木蘭(もくらん)

木蘭(もくらん)

明るめの黄褐色。
木蘭色(もくらんじき)とも言う。
モクレンは、愛、美、洗練を象徴する。

サハラ(sahara)

サハラ

サハラ砂漠の砂の色。フランスの色名。
サハラという名前は、アラビア語で砂漠や荒野を意味する「サハラウ」に由来する。

黄土色(おうどいろ)

黄土色(おうどいろ)

若干赤みのある黄色。
黄土は、風によって運ばれた砂が堆積したものを指す。
英名のオークル(ocre)は、黄色人種の肌の色に用いる。

琥珀色(こはくいろ)

琥珀色(こはくいろ)

黄褐色。
英名はアンバー(amber ※umberではない)。
昆虫や植物を含んだ琥珀は希少だったため、魔術的価値が高いとされていた。

狐色(きつねいろ)

狐色(きつねいろ)

キツネの毛の色のような色。食べ物が(美味しそうに)こんがり焼けた形容に用いられる。
一方、英名のフォックス(fox)は、日焼けやシミで変色した古い書類の形容に用いられ、マイナスイメージがある。

367色にもおよぶ色の名前の由来や成り立ちを紹介。
あなたの目に映る、すべての色には美しい名前と物語がある。

色の辞典

色の辞典

新井美樹
Amazonの情報を掲載しています

小麦色(こむぎいろ)

小麦色(こむぎいろ)

橙に近い明るい茶色。
健康的に日焼けした肌や、濃い金髪などの形容に用いられる。

丁字色(ちょうじいろ)

丁字色(ちょうじいろ)

赤みがあるくすんだ茶色。
チョウジの樹皮や蕾などで染めた色で、チョウジ(クローブ)は香辛料や薬としても利用される。

黄櫨色(はじいろ)

黄櫨色(はじいろ)

ハゼノキの樹皮を煎じて染めた色。
ハゼノキの果実は「菩薩の実」とも呼ばれる。

テラコッタ(terracotta)

テラコッタ

赤土の素焼きの色。
古代ローマ遺跡から発掘された土器の名前が由来。

樺色・蒲色(かばいろ)

樺色・蒲色(かばいろ)

赤みの強い茶色。
西洋では、魔女除けに効果があるため、カバノキでゆりかごを編んでいたという記録がある。

雀茶(すずめちゃ)

雀茶(すずめちゃ)

スズメの羽毛のような赤黒い茶色。
江戸時代に褐色系が流行し、「雀の羽色」とまとめて親しまれていた。

赤銅色(しゃくどういろ)

赤銅色(しゃくどういろ)

あかがねいろ、しゃくどうしょく とも言う。
赤銅とは、銅に金を3~5%加えた合金を指す。

マルーン(maroon)

マルーン

赤褐色。
フランス語のマロン(栗)に由来する色だが、厳密には日本の「栗色」とは異なる。
西洋ではボルドー(bordeaux)とも呼ぶ。

マホガニー(mahogany)

マホガニー

赤褐色。マホガニー(木材)の色。
1930年に出版されたメルツ・アンド・ポール著『色彩辞典』では、マホガニーという色名が生まれたのは1737年だとされている。

栗色(くりいろ)

栗色(くりいろ)

マルーンより赤みが控えめな赤褐色。
動物の毛色を表す「栗毛」など、栗は色の形容として馴染み深い。
ヘアカラーで人気のブルネット(フランス語で「ブラウンの髪の女性」の意)は、日本では主に栗色として捉えられる。 

鳶色(とびいろ)

鳶色(とびいろ)

トビ(トンビ)の羽毛の色。
ピーヒョロロロと鳴き、日本では馴染み深い鳥。

檜皮色(ひわだいろ)

檜皮色(ひわだいろ)

ヒノキの樹皮で染めた色。
平安時代から存在する色で、武士に愛好され、狩衣の重ね色として用いられた。

褐色(かっしょく)

褐色(かっしょく)

黒みが強い茶色。
「褐(かつ・かち)」には、荒い毛で作られた服、黒ずんだ茶色という意味がある。

バントシェンナ(burnt sienna)

バントシェンナ(burnt sienna)

濃い赤褐色。
“burnt sienna”は「シエナの焼いた土」という意味。
イタリアにある古都シエナで焼かれた煉瓦の色が由来。

ブラウンカラーの一覧

今回まとめた色を一覧にしてみました

茶色の名前一覧

以上、「【茶色系】色の名前・意味・由来」でした!

最後に、キャラクターデザインでおすすめの書籍を紹介します

イラストの「描き方」だけでなく、キャラクターデザインや構図の決め方といった描き始める前の「思考法」からプロの考えを丸見えにする一冊。

今までの「キャラデザ本」とは一味違う!本格的なキャラクターデザイン指南書。

目次